売り急がなくて良いお酒を造ろうというコンセプトで出来たブランドが2000年発売の「篠峯」ブランドです。

熟成しても良いお酒。熟成しないとダメなお酒では無くて、熟成しても良いお酒。今は「熟成させるともっと良くなるお酒」が醸せていたら良いなと思います。日本酒の熟成はワインのそれと比べて温度帯は多様です。蔵内常温(涼温)から氷温まで、まれに過酷な高温で熟成されている古酒もあります。熟成して良い状態になるお酒を醸すために、酒米の中でも古典的な品種に信頼を置いて醸しています。

雄町、山田錦、愛山、伊勢錦、八反、そして酒造好適米ではないものの、熟成を経て魅力が増す亀ノ尾。栽培することが容易ではないお米こそ熟成して晴れやかな味わいになってくれる。そういうコンセプトで『篠峯』を醸しています。

「篠峯」田圃ラベルシリーズ

奈良県産米にこだわったお酒です。奈良県宇陀市榛原の農家「生駒」さんが栽培したお米だけを使用しています。「山田錦」=紺碧色、「伊勢錦」=白色、「亀ノ尾」=翠色のラベルを使用しています。近鉄百貨店オリジナルの紅色ラベルもございます。

「篠峯」ろくまるシリーズ

「裏」篠峯シリーズとも呼ばれています。通常の篠峯ラインよりも吟醸香がプラスされ、甘さもほんのり感じられる早くから味が開くタイプのお酒です。「広島八反35号」「瀬戸雄町」「山田錦」「雄山錦」のお米から生酒やうすにごり、秋あがりのお酒を造っています。

「篠峯」米バラエティシリーズ

古い品種の酒米にこだわり、あまり米を磨かずに仕込んでいます。「伊勢錦」「愛山」は66%精米、「山田錦」は77%精米で生酛仕込を、「瀬戸雄町」は66%で山廃仕込など。
お米の個性を感じてください。

「篠峯」の定番

生酒が豊富な「篠峯」は、1年中販売している定番の生酒があります。山田錦を使用した「純米超辛」、瀬戸雄町を使用した「凛々純米吟醸」、広島八反35号を使用した「純米大吟醸」や愛山を使用した「純米大吟醸」など。
火入れのお酒も冷やして美味しいお酒から熱燗で美味しい熟成した柔らかいお酒まで。
シーンに合わせて豊富なアイテムからお選びください。